アップル社の生産移管

今朝の日経新聞の記事にアップル社がテキサス州に75兆円を投資して新工場設立との記事がありました。アップル社は基本的にファブレス会社なので自前の自前の工場を設立するのか不明ですが、要はトランプ大統領の関税政策の対策として、自国への投資をするということかな、とは思います。台湾のEMS会社のFOXCOMが現在どの程度の生産委託をされているのかはわかりませんが、FOXCOMを通じての投資かもしれません。早く中国から引き上げて、しっかりとノウハウウを守ったほうがいいに決まっています。

直接的には関係はないかもしれませんが、ウクライナ和平問題も急転直下で話が進んでいます。アメリカにとって、どの評論家もいている通り、ロシアの侵攻を是とした決着の可能性もあり、中国の台湾および太平洋侵攻は止めなくてはならない課題であります。そのため、早く中国市場は放棄して国力を増大しない努力が必要になります。

また、アップルがその生産拠点、サプライヤーをアメリカに戻すとなると、その関連部品に日系企業にもその恩恵が巡ってくる可能性も大いにあります。今まで以上にその部品や製造設備や品質のノウハウなど期待が持てるといいですね。