野菜の価格が超高くなっています。ある所では、キャベツが1個1000円だそうだ。白菜はネギでも普通の野菜がとんでもなく高くなっています。お鍋の季節なのにあんまりの野菜が高いので、家庭のお鍋も簡単ではできなくなっています。キャベツやブロッコリーなど小職の畑にも植えていますが、なかなか育たず、収穫できていません。それにしても、この値段はいったいどこから来ているのでしょう?需要と供給バランスで市場価格が決まっているとは思いますが、お米の値段も下がっていかないのは、これまた何故なのでしょう?せっかくの収穫時期が過ぎて、豊富に在庫はあるはずなのに、流通価格は下がっていきません。農家さんにその上昇した価格が還元されていればいいのですが、流通や価格を制御している団体がピンハネしているとすれば、納得がいきません。天候により冬野菜の供給が細っているのか、はたまた需要が大きいのか?そして海外からも安い野菜が入ってくるのか?なぜだろう??
通常の購買的な発想では、購入の部品のコスト構成を考えます。例えば、その部品の原材料費+間接材料費+生産する労賃+間接費用+儲けを足しこんで、その部品の適正コストを計算できるわけです。野菜の場合、野菜の原材料費=種のコスト 間接材料費=肥料や農薬のコスト 労賃=種を蒔いたり、肥料をまく人件費の合計 間接費用=トラクターのガソリン費用など になるなるわけです。これで100%にはなりませんが、こうした費用を計算すれば野菜の生産コストが計算できるわけです。ただここで問題なのは、歩留まりです。通常の工場での生産物ではの歩留まりは、通常では生産の初めは低くても通常生産ができる頃には歩留まりは高くなり、誤差範囲に収まるようにしないと利益を圧迫sh時てしまいます。そして農業の場合には、この部分が天気・気象や病気の発生など天変地異により大きく変わってしまうわけです。
農産物を取り巻く環境は、ひと昔とは大きく変わり、年中同じものを食べれる環境になっています。この冬に夏野菜のきゅうりが売っているわけです。「食」を守るのは、いろいろなご苦労や研究開発が進んでいることがわかります。