先日、以前のクライアント様よりご連絡を頂き、当時にことをい思い出した次第です。
海外までご一緒させて頂きましたが、なかなかご要望を達成できず申し訳ない気分を、思い出したというわけです。また、現在その建築業界はなかなか苦戦を強いられている様子で、大手企業の景況感とはやはり違うこと認識した次第です。木材初め建築用資材の価格の高騰は、新規建築物件やリフォーム価格の上昇を招きその影響が、景況感以上に大きいことを感じました。バブルを思わせる上場企業の景況感は、全産業までにはまだまだ行き渡らず、まして中小企業までにはその裾野が広がっていない様子です。バブル時期は、住宅産業の価格上昇、投機により膨れ上がった名目上の資産が消費の裾野の大きく広げていきましたが、そこまでの広がりはまだないというわけです。原材料コストの上昇スピードが早く、賃金上昇のスピードがついていかない、また中小企業ではまだ実施されない中では、消費拡大は進まないということ、ですね。
資材調達の立場からすると、通常のコストダウン活動で達成できるコストダウンは、年間10%程度がほぼMAXですので、20〜40%程度の資材のコストアップに製品単価を維持するは至難の技です。製品単価の販売価格に上昇をすることになってしまいますが、最小限に抑えるべく、奥の手でも繰り出し、コストアップ抑制に尽力することになります。こうした時代の流れは、毎年続くものでもなく、思い起こせば、2000年頃の携帯電話が発売されてからの一時期、リーマンショック前の景気拡大時期の銅価格の上昇、MDF材の生産キャパ不足による物不足、最近ではウッドショックによる木材のコストアップなど需要と供給バランスが崩れた時にコスト上昇また多分コスト下落も(下落した時はあまり気づかない場合が大きけど)起こっています。電気関連の産業、スマホでも今では自動車でも、原材料では銅の価格の動向がその影響を知る簡単な指標になると感じています。重太kぅ業界では大きくは、木材価格ではありますが、こちらは自然の季節変動や現地国の政治情勢にも関わるので、なかなか予想が難しと思います。また日本の木材は、豊富にあるのに活用できないのは、なんとかならないでしょうか?