ここでも最近では、新規コロナ感染者が、0になる日も多くなってきています。町の車や人出も増えてきているようで、活気を取り戻した感も出てきました。一方では、マスクをして外出している人もまだ多く、お店ではまだ、密を防ぐ表示や、透明のボードもあって、まだコロナ対策の名残があります。
政治の世界では、総選挙が終わり自民の単独過半数の維持、維新の躍進と立憲民民主の苦戦の結果となりました。議員数で維新が公明党を抜き、第3党になったことで、なんと左に寄っていない自民党+維新+国民の3党で、2/3の310議席を上回り313議席になります。これは、憲法改正の発議の可能な議席数になるわけです。政治的な大きな議論が繰り広げることは、決して悪いことではありません。憲法論議をすることは、日本国民として世界との関わりの中で重要な議論を期待します。
ところで、本業である資材調達の現状は、ウッドショックや半導体不足、原油のコスト高騰、そして中国のGDPの失速など、色々と話題がつきない時期となっています。また、決算発表の時期になってきており、今期末の業績予想など、コロナ前後のマダラ模様が顕著になってきました。サプライチェーンの見直しや、市場拡大のターゲットなど、色々な検討の中でも、コスト削減・品質確保の永遠の課題を追求をしていかなくてはいけません。コロナ下では個々がとまり、物流が動きました。この個々が止まった状況が、今後はコロナの遺産として残ってくるでしょう。そしてここをターゲットとした市場や、サプライチェーンが重要視されるかもしれません。やっぱり変わらないのが、人間の欲求を満たす活動が基本になり、全ての活動の起動力であることでしょう。