これからどうなるコロナと経済

今週もコロナの話題持ちきりで、日米首脳会議もありこれからの日の下を取り巻く環境は目を離せません。

 コロナ対策で、大型投資が続く中「コロナ下 売れる高額商品」の日経新聞の記事がありました。ダイヤや高級車、億ションの市場が活況を呈している、との内容です。一般庶民の感覚や、TV報道や国会とは違った観点で、やっぱりの感はあり、富めるところに資金が回っている、わけです。海外旅行の代わりにとかのお金の使い方の変更や、大半は世界的な株高のお陰との論調です。株高で高級車を購入して、億ションを買ったりする感覚は、どうにも理解ができなく、羨ましい限りではあります。また、一方では、物価が上がり始め一部の国の為替が安くなる傾向にあり、いわゆるスタグフレーションの傾向が見られるとの、見方もあります。この先の景気動向は中国はじめコロナで膨らんだ財政投資による債務の増加をどのように減らしていくか?、そのための経済対策は?の議論が、日の本の国でも早急に必要ではないでしょうか?今日の日経新聞で、中国がインフラ投資に個人の資金を使えるようなリートの発行を検討している、との記事がありました。中国のインフラは、例えば新幹線の使用料金が安いし、高速道路の利用料金も日本に比べ安いと感じます。その損益は良く解りませんが、利益が出ている体制になっているのだろうか?と心配になります。ですので、この中国の経済環境の脆弱性を感じざる終えません。

 コロナ問題でワクチンの接種の目処が立ち、世界的に収束に向かうことができた後、先進国以外の国々が、どのような生活が待っているのか、変わらずに済むものなのか、が大変心配になります。コロナ対策を何もしていなブラジルのその後は、なんとかなるのだろうか?

 日米首脳会談のメイン主題は、中国の海洋進出、香港・台湾・ウイグル族の迫害の課題、CO2削減の課題でしたが、経済対策のグローバルな対策の議論も早く必要ではないだろうか、と思う次第です。