大阪でのセミナーとコロナ対策

大阪の大阪工業協会様より依頼をいただき、先日セミナーの講師を務めさせていただきました。大阪工業協会様は、あの松下幸之助さんが初代の理事長という、とても歴史のある協会です。連日のように数々のセミナーを開催され、教育活動など地域社会・関西の工業会に貢献されています。小職の参加させていただいたセミナーは終日のセミナーでしたので、まとまった資料を準備しました。そのためこれから活用させていただき、このホームページにも少しずつ、修正・追記しながらご紹介をします。

 それと大阪の南に来たのはすごく久しぶりで、2年前の大阪マラソンに参加させていただいた時に、走り過ぎる程度はありましたが、心斎橋筋を歩くのは何十年ぶりでした。それにしても大阪の人の歩く速さが早いのには、改めてびっくりしました。この地方都市では、ちゃんと歩いている時に、後ろから抜けれることはまずありません。でも心斎橋筋を歩いてる時には、かなり抜かれました。それと驚いたのが、百円均一ショップが3階建てのビルになっており、色々な商品が満載だったこと。この片田舎にはこれだけの商品量のあるお店はありません。また購買やっていて、これだけ多くの商品が百円で売れる前提のコストは、どのしたものか?と思ってしまいました。もはや適正コスト、という概念とは違います。良く知っているケーブルなど、スマホやPC用のUSBの接続用ケーブルもあります。メーカー品では、1500円の物もあります。セミナーでコスト構造分析などと言っていても、何が本当か?解らなくなってしまいます。

それと、船場センタービルの中を覗きました。船場と言えば繊維の街で有名で、昔もこの界隈は歩来ました。でもあまり昔すぎて、すっかり全ての商店がこのビルの中に入っているようで、全く違う様相です。センタービルは長くて、数多くの商店や問屋が連なっています。そして商店や問屋の皆様が船場を守っていると感じました。

 こんなことを考えながら歩いていましたが、このコロナですので、以前の知っていたこの心斎橋筋の橋には、確かに人も少なく寂しい限りでした。昔は、とても立ち止まっていられないくらいで、橋から見る心斎橋筋は、ちょっと高いところから見下ろす感じなので、人の黒い頭ばかりが見える風景でした。今は全く違います。それでもこの商店街は道幅は狭いので、少しの人でも密に感じてしまうくらいの人通りはありました。早く往年の人通りが戻って、本来の活気ある大阪の街を歩きたいものです。雪が降るくらいの寒さでしたが、冬の寒さを感じました。