コロナとGO TO

'Go To'もいよいよ東京が参戦し、経済再興に向け動き出しました。旅行業、飲食業など影響の大きな業種からの開始ですが色々な団体からも今後要望が出され適用範囲が広がってくることでしょう。ただ一方で、耐えきれなくなり廃業・撤退の会社も増えてくることと予想されます。

 その中でも、エアアジアの日本撤退も残念なニュースでした。マレーシアに本社も持つ航空会社ですが格安航空としてせっかく日本路線を開通させ東南アジアを安く行ける路線として貴重だったのに、残念です。'Go To'ではインバンドを対象にした業種はもう少し時間がかかりそうですが、オリンピックを皮切りに早く立ち直って欲しいですね。

 また、インバンド政策とはカテゴリーが違うかもしれませんが、外国人労働者の受入と移民政策は、日本の労働力確保の意味で大変重要な意味合いがあります。コロナの影響の一つに先進国での移民の減少があるそうです。この影響で、労働力不足に陥り経済反転に大きな支障があるそうです。日本でも農家の外国人労働者が不足し、収穫に支障が出ているニュースがありました。

 アジア地区を結ぶ飛行機路線が撤退を余儀なくされ、労働者が日本にくる手段が狭くなり、早くしないと日本の産業の基盤も揺るがす事態も今後懸念されると思われます。どの業種が発端になるのか、あるいは、どこかの国なのか?また逆に、日本がその大きな推進力を発揮して、世界全体の基盤を支えることがでいれば良いですね。菅総理大臣にも期待します。