コロナと動き出す経済活動

東京発着のGO TOが解禁が間近になり、スポーツ観戦の観客数の縛りが減ったりと、やっと人の動きが大きくなりそうな気配です。本日はまだ4連休の3日目ですが、久しぶりに朝から駅前の人が多い感じです。とはいえ、人の動きだけでは、各個人の懐具合は、これから本当の試練を迎える人も多いはずですし、不景気係数の影響が本格化してくるのも今からです。不動産価格の下落は、これから大きく響いてくるでしょう。希望の光は、一極集中から地方再生の動きが本当にできるか、により地方経済に活気が戻ってくるか、です。一極集中が本当に解消に向かう兆しがでれば、そのアイデアは画期的かと思います。在宅勤務⇒地方移住がどの程度の会社が実現できるか?また行政機関にそれができるか?また一方、日本では在宅勤務により生産性が40%悪化している、というデーターも本日の日経に記載が有りました。

 地方での高齢化・農業林業従事者の高齢化による生産性の悪化は、避けようが無いかもしれません。しかしこここそ、自働化のによるロボットの投入など、現在ならAIの活用が望まれます。不思議な事に、ロボット産業は日本の大手は先端技術を持っているはずなのに、日本の産業の貢献度からすると、決して高くない感じがします。例えば林業など日本の木材の伐採から加工までは、各工程の自動化は進んでいるのに、その工程を結ぶ検知して送り込む工程の単純作業を結びつける全体最適のシステム構築にロボット化が進んでいない、印象です。

 農業も然りで、コストを安く、生産性を高めるには、広大な場所での効率よい農業経営が必須と思われます。これが野菜工場や、お魚工場かもしれませんが、これが一つの回答ならば、官民あげて進めるしか有りません。また、菅新総理には、規制緩和にも期待をしております。