この1週間は、新型コロナウイルスの対策として政府方針が打ち出され、庶民生活にも大きな影響が出てまいりました。各種イベント、学校、通勤電車など人の集まる催し、生活に規制が入りました。
こうした中で、サプライチェーンの影響も大きく様相が変化しております。中国発だったサプラチェーンの影響は、日本国内発にも拡大しています。会社・工場の稼働、出勤に影響が出始め、人員不足・消費の落ち込み(一部を除いて)など。消費の落ち込みは、中国・日本・アメリカなど世界に広がり、今年度の経済の停滞の影響、また底打ちの時期が解らず、混迷を増している状況です。株式の影響は、日本では10%程度の下げをし21,000円切り、20,000円の攻防になりそうな気配です。一方アメリカ・ダウは、先週の下げ幅は、過去最高の下げ幅と言われてはいますが、長期的視点では25000ドルの高値圏をキープしているので、もしかしてすぐに反転するかも、のほのかな望みとその好影響を日本の株式市場に反映してくれたらと期待をするところです。
また株式市場のみならず、原油の下落、円高、金地金高など各種市況相場・コストが動きだし、色々な人の思惑がうごめいている状況でもあります。今日から2週間、規制の掛かった日本経済でどのような動きが有り、また次に生かした社会作りができるか、今までに無かった発想の転換が必要なのかもしれません。インバンド業界初め、子供の教育現場関連、飲食業、百貨店・スーパー、大型商業施設などの人の集まる業種・業態や、出勤を減らすテレワークの動きなど、影響を少なくする知恵の出しどころとも言えますね。
とはいえ、大相撲などプロスポーツ、音楽など各種イベントなど早くライブで楽しみたいですね。キャンセルになった飲み会や延期になった行事もあり、早く通常に戻ってほしいと願うところです。